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お客様のお子さまの感想文をご紹介(北國新聞掲載)

2020年11月12日 ニュース

本日の北國新聞朝刊に「新聞を読んで」感想文コンクールの受賞作品が掲載されました。
その中に、当社で古いお家をリノベーションされたお客様のお子さまが、小学生の部の優秀賞に選ばれましたので紹介させていただきます。



空き家問題が深刻な今、小さいお子さんが町家への思いや、古い家を直して大事につかうという文章に、スタッフ一同ほっこりとした気持ちになりました。
以下、感想文の全文となります、ぜひご覧ください。



「生まれ変わった町家」

小学3年生
小橋 叶和(こばし とわ)


 「まだ使えるんだすごい!!」
百五十年前の町家を直してお店にするという記事を読んで、ぼくは、そう思いました。
町家をたてた大工さんや、すんでいた人はもういないのに、たて物はのこっていて
これからも使われつづけるなんて、何だかふしぎな気がしました。


 ぼくはひいおばあちゃんの家をすみやすく直してもらった家にすんでいます。
古い家を直すと聞いた時、「新しい家をたてた方がいいのにな」と思いました。
その方がきれいだし、地しんにも強いと思ったからです。

 ひいおばあちゃんの家は、七十年ほど前にたてたそうです。ひいおばあちゃんのお父さんが
およめに行ったひいおばあちゃんのために自分の山から太くてりっぱな木をなん本も切り出して
家をたててくれたんだよ、とお母さんが教えてくれました。


 家を直していた大工さんがはしらを見て、「いい木だね。今はこんなにりっぱな木、ほしくても
手に入らないよ」と教えてくれました。ぼくはなんだかとてもうれしくなりました。


 金沢には古い町家がたくさんのこっています。ぼくのすんでいる町の近くにひがし茶やがいがあって、
古い町家がならんでいます。
かん光きゃくの人たちもいっぱい来て、町家を直して作ったおみやげやさんや食べ物やさんには、
行れつができています。


 でもさい近、古い町家がどんどんこわさてれいると聞きました。町家があった場所はちゅう車場や
空き地になることもあるそうです。ぼくはすこしさみしくなりました。


 ひいおばあちゃんの家を直す時、大事なはしらをのこして他のぶ分はしょく人さんが一つ一つ
ていねいに手でこわしていました。大りょうに出たかべのすなやいらなくなった木も、しょく人さんが
何ども三りん車ではこびだしていました。


 「家を全ぶこわすのは、きかいであっという間にできるけど家を直すときはこうやって人が
ひつようなところだけこわすんだよ」としょく人さんが言っていました。古い家を直すのは、
新しい家をたてるより大へんなんだなあと思いました。


 すみやすく直してもらった家がかんせいすると、ひいおばあちゃんはとてもよろこんでくれました。
今はしせつに入っていっしよにすめないけど、ぼくは古い家を直してよかったなあと思いました。
そしてこの家が大好きになりました。


 いろんな人の気持ちがつまっているこの家を、ぼくはずっと大切に使っていきたいと思います。
生まれ変わった百五十年前の町家も見てみたいな。




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