アイコン
BLOG

日本の中学生と上海の高校生

2023年07月05日  WRITER 澤野 恵


今年は空梅雨でしょうか?

雨より晴れの方がいいのですが、この時期に雨が降らないのも少し心配ですね。

この時期、市内の中学2年生は職業体験として企業体験をするようです。

当社にも6名の学生さん達が体験に来てくれました。



みんなちょっと緊張気味で心なしか笑顔がありません。

そりゃそうですよね。

私が中学生の頃にこのような経験をしたことが無いので、判らないですが知らない企業で社会を学ぶと言われても業種に興味があっても無くても参加する子達も他クラスの子だったりして仲良しとは限らないので逃げ場がないかもしれません。



たまたま入ったラーメン屋さんでは頭にタオルを巻いて体操着でラーメンを食べていた中学生二人を発見しました。

「平日なのに中学生だけでランチ?」と思いましたが職業体験だったのでしょうね。

その割に、彼らは小あがりであぐらかいてくつろいでいたなぁ。

これくらい気楽な感じが世の中では重宝されるかもしれません。個性ですね笑



今日の午前中には上海から取引業者の女性営業マンが高校生の息子さんを連れて日本に来たからと言う事でお会いしました。

日本語がとても上手で信頼できる仕事のパートナーです。

息子さんとお会いするのは初めてだったのですが、背が大きく手足も長くてバスケットをしているそうです。



上海での子育ての話を聞くと日本とは違って「教育」にしっかり向き合っている印象です。

お母さんはバリバリ仕事をしていて、責任のある立場なので仕事が優先と思いきやしっかりとお子さんの将来や、思春期なのでお肌や歯並びの事までサポートしていました。

息子さんはアニメが好きで日本に興味を持っているようです。

片言の英語で聞いてみたら「ワンピース」が好きだと言っていました。

日本アニメの魅力ってグローバルですね。



上海の大学で学んでから日本での暮らしを体験させてあげたいとの事です。

今や言葉の壁が無ければ、世界中どこででも生活できる時代です。

ワンピースの情報だけでは、日本の文化は理解し難いかもしれませんが。。。



日本の教育や社会に出る前のファンデーションの仕組みをしっかり整えないと、アジアの中でも勝てない気がします。

もちろん、日本には日本の強みがあります。

大人がそれを子供達にしっかり伝える時間と力を持つ事も大切ですね。

偉そうな事を書いてしまいましたが、子供の教育も社員の教育も同じ。

向き合っていろいろな話をしながら、コミュニケーションをとる事が今は最優先かもしれません。 Sawano