暑中お見舞い申し上げます。
今年も6月から猛暑に入り、梅雨は束の間でこれからの温暖化に不安がよぎります。
私達、建築業も熱中症対策が義務化されてより一層の管理を行います。
先月、両親が住むマンションへ顔を出してきましたがエアコンは付いているものの乾燥が著しくすぐに喉が渇いてしまうだろうと心配になりました。
家の中での熱中症も多く発生していると聞きますからね。
御年90歳になる父親と88歳の母親二人住まい。
兄夫婦をはじめいろいろな方のサポートを受けながら、夫婦二人で暮らしています。
それでも頭はしっかりとしているので、会話が成り立ちいろいろな話をします。
県の職員だった父と教師だった母は共に公務員の家庭で育ちました。
まさか、工務店の経営者になるとは夢にも思っていませんでしたが父はいつも「会社や仕事はどうだ?」と気にしてくれます。
そして、孫の話に変わっていくのですが海外にいる息子の話になると、とても嬉しそうです。
私は海外に住む経験はありませんが、思い起こせば中学一年生の時に地元の新聞社が企画するホームステイへの説明会に行きました。
父からの提案だったのですが、夏休みの開催とあって部活の試合を優先して行かなかった事をつい最近思い出しました。
そこに行っていたら、人生感は少し違ったのかもしれませんね。
そんな事を思うと、父は私に海外への経験をさせたかったのかもしれません。
それを意識せずに、孫たちがいろいろな国で経験したり現地からTV電話でかかってくるのを楽しみにしています。
今では、世界中どこに居ても顔を見て話す事ができる時代に90歳の父も抵抗なくしゃべっている姿を見ると不思議な感覚です。
終戦直後に生まれて、この時代まで生きている記憶がある限り沢山の話を聞いておくべきだと改めて思いました。
sawano