L/C.O.S.Fな休日

久しぶりに里山で過ごす一日でした。
Life is CLASSICAL.ORGANIC.SUSTAINABLE.AND FELLOW
これらは、当社のブランドステートメントです。
そんな日々の暮らしを過ごしたいのですが、日常は中々難しいのが現状です。


休日くらいは、と思いつつ私は常に行動しているようで24時間以上家に居る事は年間5日間もありません。
先急ぐ人生を送ってしまっているのです。。。
今年の夏から秋にかけてはとても忙しない日々でした。
これから冬にかけてはゆっくりとした時間を過ごしたいと思っています。



草刈りや畑仕事も久しぶりでしたが、普段の疲れと違う心地よい疲れに見舞われました。
ちょうど、サトイモができる時期でして掘り返してみると立派なサトイモが出来ています。
昨年は、とても小さな実りだったのですが今年は諸先輩の意見を取り入れて肥料と土寄せをしたらちゃんと実りました。


これぞ、オーガニックでサスティナブルな食卓。
夕食は魚以外、この地で採れた作物だけのメニューです。

近所の方から、立派な栗もいただきました。
普段、まちに対して何も貢献できていないのが後ろめたいのですがご近所さんに善くしていただき感謝しかありません。


ここで時間に追われず暮らしていけたら、幸せだろうなぁ。
その日を心待ちに、日々の仕事を全うしています。
それはそれで、手持ちぶたさになって出歩くと思いますが笑  sawano

実家と両親のこと

名古屋で暮らしている両親に娘の結婚が決まった報告に行ってきました。
父は数えで90歳、母は88歳と長寿でありながら二人とも元気な事に感謝しています。
今年の始めに、長年住んだ実家が売却されました。私の生まれ育った家です。
伊勢湾台風も乗り切ったと言われるので、築80年近く建っていました。
途中リフォームはされていましたが、雨漏れや壁の痛みが出て、補修するか否かの選択。



庭には柿の木があり、金木犀や沈丁花に桜と式に合わせて花が咲くのでその時期になると思い出す香りがあります。
今の時期は、まちなかも金木犀の香りが漂っているので実家を思い出します。



昔ながらの家なので、足の悪い父にとって段差が数か所あり不便だったと思いますが父は売る事を拒んでいました。
私には8つ上の姉と5つ上の兄が居ます。
二人が説得しても中々首を縦に振りませんでした。
不動産と建築の仕事をしている、遠方に住む末娘の私はいろいろな事例を知っていたので頭が元気なうちに売却しないと私達が困る事を伝えるとようやく理解を示してくれました。



そんな年齢なのですね。
おそらく60歳近くになると、親からの相続に対して心配をされる方も増えてくると思います。
同年齢の方からもご相談が来るようになりました。
長年住んだ国道沿いの木造戸建て住宅から、マンションの12階に移り住んだ両親は眺めの良い事を唯一の良い選択として二人ゆったり過ごしています。



両親共に公務員で、ある程度は穏やかな両親だと思います。
私も好きな事をさせてもらいました。金沢に来ることを楽しみにしていた両親も、二年前に来たのが最後になりそうです。
娘から結婚式の参加を促されても、会場には行けないなぁ。と、弱音を吐いていました。
今では、LIVEで動画が送れるのでオンラインで参加してもらおうと思います。
生まれ育った実家はもうありませんが、両親が出来る限り施設ではなく自立した生活が一日でも長くできることを願っています。 sawano

地震災害による宅地復旧工事

令和6年能登半島地震から丸9か月が経ち、10月に入りました。
加えて、線状降水帯による水害は大きなダメージが加わりました。
この間、お客様とのつながりが深まった事が沢山ありました。



当社で建築いただいたお客様宅は液状化にて、建物が地面の隆起と共に家が傾いてしまいました。
大規模半壊です。
傾いたお家は、おおきな数字では20センチ近くの誤差が出ました。



これ以上、住むのと三半規管がおかしくなってしまうので引っ越ししましょう。
と、提案しました。
それでも、奥様はこの家から離れたくないと懇願されいろいろな選択方法の中から宅地の復旧工事を選ばれました。
正直、宅地の復旧は液状化された土地がベースなのでまた同じことが起こる可能性もあるのです。
ご判断をいただいたと同時に、私達は傾きが直り今まで通りの生活が一日でも早く来ることを願って請け負わせていただきました。


毎回、打ち合わせに行く度に「ありがとう。ヤマダタッケンで建ててよかった。無事に建物の傾きが直る事を願っています。」とご家族みんな笑顔でお話くださいます。
かかる費用は半端な額ではありません。
お借入れして、行政とのやりとりにもお疲れになられているはずなのに。
私達に、有難いという気持ちをいつも伝えていただきそれ以上にお返しをしないとといつも気持ちが固くなります。



時間を経て、助成金も出る事となり無事に復旧工事も終わりました。
と仰り、最後は外まで笑顔で見送りをしてくださることが災害というきっかけでしたが、私にとってお客様とのつながりや温かさを感じる時間いただき感謝しています。
政権も変わり、これからの能登半島復興へのみちのりが少しでも早く進む事を願っています。 sawano

能登の大雨による災害にお見舞い申し上げます


先週の土曜日9月21日に奥能登を襲った線状降水帯。
当日、能登学舎に向かっていた私は午前9時半に珠洲市旧小泊小学校に避難する事となりました。
小学校の二階でゼミを受けていましたので、携帯を見ていなかったので避難レベルの災害になっているとは…。
気付くと、珠洲から出れない状況になっていました。


輪島にお住まいの方もいらっしゃり、ご自宅は床上浸水になってしまい勤め先の機械もダメになってしまったとの情報が入りやりきれない気持ちになっていました。
川の氾濫があり、珠洲は孤立してしまったように出れなくなっていたようです。


各方面に、行き来している方達から情報をもらい雨が小休止したタイミングでなんとか金沢方面へ向かう事ができ無事に帰宅できました。
途中で見た景色や、携帯の動画から感じる事がずいぶんと気持ちを沈めていく。
そんな中、私達は戻る場所がある事に罪悪感を感じていました。



その後のニュースを見て、多くの方が地震と洪水のダブルパンチに気を落としていらっしゃるインタヴューを見るたびに自分でできることを探しています。
同日に、金沢の南部にある四十万のきずな公園で灯篭祭りが開催されていました。
会社から少しお手伝いをしていたのですが、能登の方達に元気を送るお祭りが能登からこれなくなってしまった事でどれだけ尽力をつぎ込んでも自然災害に勝る事ができないと無念に感じています。


救いは、ボランティアに来ている方達の笑顔でした。
話を聞きながら常に笑顔でいらっしゃるボランティアのサポートもしていきたいと思います。
一日も早い復興を笑顔で祈る事が何かの役にたてばいいですね。 sawano

暮らす場所は一か所じゃなくてもいい

先週末にお引渡し式が二件ありました。
両家ともに金沢市より能登に近いエリアで、ゆったりとした敷地に建っています。
私達は引き渡し式というセレモニーを行っています。




海辺に近いお客様宅で、少し時間があったので海の方へ散歩に行ってみました。
5分も歩かないうちに、おおきな公園へ到着。
お子様3人がここで自由気ままに遊べる環境がとてもいいです。
近くには、民家でパン屋さんを営んでいるお店がありました。
住宅街には、焼き立てパンのいい香り。
ちょうど10時にOPENしたようです。
買って行こうか、お客様はもう来てしまうから後にしようか?
迷ったうえで、式が終わったあとに購入できました!



歩いて海辺や楽しい遊具がある公園。
そして、焼き立てのパンが買える環境があるなんて。
映画に出て来そうな町でした。


石川県は能登をはじめ、自然豊かなエリアが沢山あります。
私自身も金沢市内に、駅から10分ほどの自宅と里山との2拠点生活をしています。
もちろん、県を跨いで生活の拠点が複数ある方もいると思います。
それは、仕事の都合だけでなく気持ちをリフレッシュさせるためにもおすすめです。
空家問題も解決するためにも、人が管理出来てウェルビーイングできる2拠点生活。
ご興味ある方はご相談ください。 sawano

日本の医療は安い (個人の意見です)


ずっと神経を蝕んでいた親知らずをようやく抜く事が出来ました。
県中央病院の口腔外科で診療してもらいそこから二か月間、手術日が来るのを恐れていました。
複雑に生えているので、抜くのが困難な事やその後の様態予測も説明いただき余計に恐怖心が募っていました笑
いくつになっても歯医者さんは怖い存在です。


抜歯の時間は部分麻酔をしているので、唇までしびれがあるままマスクをして会計を待っていました。
一応、手術と言われていたので支払い額はある程度覚悟していましたが5000円強。
その後、処方薬を取りに行くと700円程度。
これだけの事をして、6000円ほどで足りるとは日本の医療は安いと感じました。


そう感じるのはドラマから得た知識ですが。。。


日本は就労していればほとんどの方が社会保険に加入できて、半額を企業が負担してくれる。
海外ではほとんどの方がそのような社会保障を受ける事が困難で、病院へ行くと多額の医療費がかかるのでためらうという事が多々あります。
あくまでも個人の意見ですが、これだけ保証があり安心して生活できる国なのに不満が蔓延している今の時代。


もっと、自国を愛する国民が増える国になる事を祈ってます。 sawano