今回の出張はフィンランドへ来ています。
移動時間約24時間かけて、ヘルシンキから北部のオウルへ。
そこから4時間かけてLOGHOMEの工場へ視察と商談に来ました。
オウル空港からは車でスウェーデン国境近くの場所へ移動。
途中、橋を横断してもらい国境を行き来したらiPhoneの時計がおかしくなってました笑
道行く道は、緑と水がずっと続いて飽きる事のない景色です。
途中トナカイの散歩に遭遇。
聞くと野生のトナカイではなく、飼いトナカイの放牧のようです。
北海道でドライブ中にエゾシカを見かけるような感覚ですが、圧巻でした。
工場はエネルギーを最大限に抑え、太陽光パネルが壁面にまで設置されています。
最新のマシンを導入した作業工程は、性能と効率が兼ね備えた綺麗な環境でした。
日本での構造計算が可能ならば、高性能のモダンなログホームを作る事ができます。
早く日本に戻って、関係者と相談していきたいです。
その後、大きな現場を見学させてもらいました。
大断面のログはとても迫力があり、カッコいいんです。
住宅と事務所とガレージを併設した物件は、
ドイツ人のオーナー様が拘った暖房熱源や設備も備わっていました。
ヨーロッパはサスティナブルな環境を第一に考えて施工していると思います。
日本の高い性能値も大切ですが、作り方に無駄が沢山あるように感じます。
それらも鑑みて、効率よく性能の高い何よりも居心地の良いHOMEを作っていきたいです。
今回はログがメインですが、ヨーロッパの最新の現場が見れてよかったです。
ライフスタイル編はまた後日にアップします。 sawano
澤野 恵
定期借地権で家を建てるという方法
『一般定期借地権』という言葉をご存じですか。
あまり流通している方法ではないので、きっと聞きなれない言葉ですね。
これは文字通り「一定期間(50年以上)土地を借りる権利」です。
家を建てるには土地が必要なのですが、
それは必ずご自身の所有する土地でなくても建築は可能です。
大抵の方は住宅ローンを組みますから、土地に抵当権を付ける事が可能であればご親族の方に土地を提供していただき担保提供者になっていただく事が必然となります。
『定期借地権』は血縁関係の無い地主様から土地を借りますので、抵当権の設定は不可能ですよね。
それでも建物はご自身の所有物として建築いただけるので、住宅ローンの利用は可能です。
どういう事?となりますが、土地を買わないメリットのある住宅取得方法に興味のある方は、
ぜひご相談ください。
メリットばかりではありませんが、所有権との違いをしっかりご説明します。
当社ではすでに30棟を超える案件にて、住宅を建築いただいている事例があります。
私自身も、里山にて180坪の土地を借りて住宅を建てました。
ゆったりとした土地で、土地代金の負担が少なく豊かな気持ちで生活できる方法の一つです。
私は子孫に残す必要のない不動産を所有しなくてもいいかなと思い、選択しました。sawano
ライバルも仲間になる時代
今年の石川県は能登半島地震もあり、北陸応援割りで観光客を呼び込んだりメンタルが忙しい年度の始まりとなっています。
未だ現地の風景は変わらないと言った環境下で、ボランティアの方達の前向きな投稿を見る日々。
私達建築屋は、通常の仕事に加え現地を確認して見積もりの作成にかかっている段階です。
地震被害の少ない地域のお客様からは、新築やリフォームのご相談も数多くいただいております。
このような時期でも忙しくさせていただけることはとても幸せですが、反面どこまでお役に立てているのだろうか?と不安になる時もあります。
私達にできる一番の仕事は、安心できる住まいを提供すること。
それが、可能な限り費用と工期を抑えて建築できればいいとは思っています。
ただ、住宅って応急的な事を一番に重視するのはどうなのだろう?
と、考えるとなんでもいい訳ではありません。
私達はツーバイフォー協会や宅地建物取引業協会、建築設計事務所協会他いろいろ所属しています。
いまこそ、そのような同地域で活躍している仲間の会社さん達とタッグを組んで力を出す時ではないでしょうか。
工務店は特に、他社さんをライバル視して同じ協会内でも話もしないなんてことを聞いたり会議や協議会も意見を否定する場面も見ています。
いつまでも単独会社だけで、事業をする時代ではありませんよね。
建築業は古くからのしきたりや縦社会の環境下に居たりしますから、考え方が古い事も多々あります。
私は、出来ない事を無理に請け負う必要なく一社一棟の請負ではなく構造に強い会社と意匠に強い会社で建築の請負方法も変えてもいいと思う経営者です。
実際、ツーバイフォー協会のメンバーである会社様と一緒にこれから商品を出していく予定もしていますので少しずつ業界をイノベーションしていきたいと思います。 sawano
少しずつ春に近づく
数年ぶりに松本城へ行きました。
長野の桜はまだ五分咲きといった感じでしたが、青い空にアルプス山脈とお城を見て日本の素晴らしい景色をゆったり感じる事ができました。
金沢市内でもお花見ムードが盛んで、駅から兼六園やひがし茶屋街は沢山の観光客でにぎわっています。
北陸応援割りもあって賑わっていると思いますが、外国の方もとっても多いですね。
外国人から見た桜の風景って、どのように感じるのでしょうね。
私達がフランスで見る町中ミモザの花が咲きほころんでいる景色を見るのと同じかな。
花は一時の風景を彩ってくれます。
その時期に見た風景で、その国の色味や香りの印象も変わってくるでしょうね。
日本は四季があるので、薄墨桜や新緑に紅葉。
加えて雪景色とバリエーション豊かな風景があるのでリピーターも多いかもしれません。
近所の川沿いに咲く桜並木もライトアップされて、ようやく春が来たと感じました。
まだまだ寒いですが、少しずつ春に向かって歩いているように感じます。
同時に能登半島地震にて被害に遭われた方にも春を感じていただけますように。sawano
朝の挨拶にちょっとした会話
今年の桜はまだまだ、つぼみです。
3月からずーっと雨で中々春が待ち遠しいですね。
毎朝、出勤すると「おはよう!」「おはようございます!」のやり取りはどこの会社様もあると思います。
それに加えて、時によって「社長、娘がね…」って話をしてくれたり帰りには「娘さん元気?」って会話したりと家族の近況を話してくれるスタッフが多くいます。
先日は、私がコツコツと育てている胡蝶蘭から、芽を出し開花したことを知ってるスタッフからは「社長、咲きましたねー。」って一緒に喜んでくれたり。
毎日一言でも、全スタッフと会話できたらいいなと心がけていますがスタッフの方から声をかけてくれると嬉しいです。
何気ない会話から、元気か否かも判りますしね。
冗談を言い合ったりコミュニケーションを取る事が難しい時代ですが、働き方改革も含めてスタッフ全員が心地の良い会社になったらいいなと思います。 sawano
Farmers Market
私の生活するにあたってこれから必要だと思う事の一つに「地産地消」があります。
その手段として『Farmers Market』が大きな存在になると思っています。
海外に行くと、決まって参加したいのはその地域のファーマーズマーケット。
スーパーではなく、青空市場みたいなものでしょうか。
毎日開催ではないので、月に数回の出展者は普段別に仕事を持っている方も参加できます。
滋賀県の草津で月に二回開催される「くさつFarmers Market」は大好きな場所。
河川敷の会場は、草花のガーデニングもしっかり計画された場所。
行政が管理している場所で、民間のコミュニティが出来ているのはすばらしい事だと思います。
新鮮な野菜に、お花や調理された料理。
コーヒーに焼き菓子やパンはどれもこれも食べたくなってしまいます。
食いしん坊の私や家族は、美味しそうなモノに囲まれた空間に居る事がとても幸せです笑
それらは、ほとんどがオーガニックなモノ。
地域でとれたサスティナブルなモノです。
いつか(近未来中)に、私も仲間を集めて開催したいと思っています。
みんなでコミュニケーションを取りながら、豊かな時間を過ごせる場を設けていきたいです。 sawano