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HouseではなくHome

2019年07月29日  WRITER 澤野 恵


2019.07.24
暑中お見舞い申し上げます。
 
梅雨がようやく明けましたね。
今週は実家に帰省しています。
私は名古屋市南区に生まれ育ちました。
名古屋ってすごく蒸し暑く冬は空っ風で風がとても冷たいんです。
実家は、伊勢湾台風以前から建つ築年数60年の古い家。
虫は出るし、夏は暑く、冬は寒い。
今では年老いた両親二人での暮らしなので、物が多く足の踏み場が無い状態です。
でも、やっぱりホットするんですよね。
 
それは、「HouseではなくHOME」だからだと私は思います。
幼い頃からの想いでが沢山詰まっているからでしょうか。
単に寝てご飯を食べるだけのハウスではなく、家族が居ていろいろな出来事があるホーム。
時には庭でご飯を食べたり、家で母や友人と作ったお菓子作りの想い出。
一時期、教員免許を持つ母は自宅で学習塾も開いていました。
そんな思い出が詰まったHOMEなので、不便でも帰りたくなるんでしょうね。

これから家を検討されているお客様には、「暮らしを楽しむ」「HouseではなくHOME」をコンセプトにお話させていただいていますが、意識しながら幼少期に生活しているわけではないので話を始めると皆さんキョトンとされます。
ご実家に花が飾られていた家には花を飾る場所を決め、お母さまが季節ごとに梅ジュースを作っていたご家庭は保存する便を収納する場所を検討されます。
ご自身たちが求めているのはこんな家づくりなんだと気づいていただくと、みなさん納得してHOMEづくりを進めたくなっています。

これから作る家=HOMEはお子様にとって実家になります。
私達はお客様自身が帰省したくなるように、お子様も帰りたいと思うHOMEづくりをお手伝いさせていただきます。
何となくイメージしている間取りって、どこかご実家に似ていませんか?
イメージされてみると楽しい時間が過ごせますよ。 Sawano