新年あけましておめでとうございます。
新年のご挨拶と共に、
令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
令和6年1月1日元旦。
忘れられない日になってしまいました。
私達は大半が金沢市内で生活していますが、同じ県内でこれまでも被害に差があるのかと改めて震源地の被害に感情が溢れてきます。
多方面あら、ご心配やご協力の連絡メッセージをいただきました。
沢山の心温まるお気持ちに感謝致します。
現状を少し書かせていただきます。
1月1日は正直、どうにも動けない状態でした。
LINEでスタッフ一同に安否を確認するのが精いっぱいで、TVからの避難勧告にドギマギしながら、ただ情報を確認するだけの時間。
そこから余震も数回あり、体験する度にスマホから出る大きな音にドキッとした感情はお子様のみならず大人でもトラウマになるような思いです。
しっかり眠る事もできず、夜が明けて会社と店舗の確認に廻りました。
どの場所も、高いところに飾ってあるものが落ちて破損した程度で、大事には至らず一安心。
その後、休暇を伝える留守番電話から携帯へ転送かけて電話でのお客様からのご連絡を待ちました。
金沢市内でも、ダメージの大きいお客様もいらっしゃりLINEと電話でやり取り。
家の傾きや破損を話や写真だけではどうなっているのか?頭を3Dに変換して聞いています。
仕事始めの5日に全社員で白山比咩神社にてご祈祷いただき、これから一年のお祓いをしていただきました。
被害に遭われたお客様とのやり取りや、現地の確認。
保険の有無等、災害時であっても和やかにご対応いただけるお客様にこちらの緊張もほぐれ、
「家と人は大丈夫なんです!」開口一番の言葉に安堵します。
これからできる事をひとつずつしっかりと進めていきたいと思います。
日本は島国だなとつくづく思います。
その先の半島へ行くには限られた道しかありません。
道の陥没や隆起にて、通る事が出来ない道も沢山あります。
今は人命救助が優先。
物資を届ける事もできずに、現地からの情報をキャッチしてできることを行っています。
自社運営のカフェやインテリアショップで募っている義援金に加えて、個人と会社から11日に信用できる団体を通して寄付していきたいと思います。
被災者の方達の受け入れにて、お住まいの場所や情報提供も行っていきますのでなんでもご相談ください。
今月27日にはグループ内で発足した「不動産終活支援機構石川」にてセミナーを行います。
金沢にお住まいで、能登に空家やご実家があるという方もどうしていいか判らないと思います。
不動産にまつわる専門職のチームが居ますので、お気軽に参加してご相談ください。
これ以上の被害が広まらない事を心から祈念申し上げます。
皆様、ご安全に行動されてください。 sawano
澤野 恵
御礼申し上げます
今年も一年ありがとうございました。
一年はあっという間ですね。
今年も例年に負けず、早い一年でした。
コロナが五類になり、解放感からいろいろな期待感があり外に出れる事に喜びを感じました。
コロナから学んだ事も沢山ありましたね。
皆様の生活も一新された事があるのではないでしょうか?
これからは、それが当たり前になる事。沢山増えましたね。
建築業界も材料不足や人不足等、急変してしまい仕事の仕方に戸惑いがでる事も多々ありました。
それで、創業40周年を無事に迎える事が出来こうして新しい年を迎える準備ができる事に感謝しています。
来年も新しいチャレンジが盛りだくさん。
スタッフと一緒に楽しみながら、挑戦していきますのでどうぞ見守ってください。
最後になりましたが、こうしてブログを読んでくださる皆様のおかげで無事に一年の仕事納めができます。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。 sawano
里山で暮らし経験できること
久しぶりに里山で過ごす事ができました。
今年は夏の暑さで、どこでも育つと言われている大豆が全く実らずスタッフと計画した『大豆代作成!』は失敗に終わってしまいました。
それでも、私としては初挑戦のサツマイモやダイコンにカリフラワーetc…
いろいろな野菜が収穫できて嬉しい限りです。
種を蒔いて、芽が出て花が咲いて実。
この一連は自然の摂理だと思っていますが、よく考えるととても不思議な現象です。
土壌があり日光と水と酸素があって全ての成長をもたらすことを、自然に囲まれた場所ではよく感じます。
山の整備をしている友人は、木を切り拓く作業をしていますが簡単とは言い切れません。
女性ながら、ユンボを動かし玉切りした杉の木を切り分け製材所まで運んでもらう。
その途中、引っ張る為のワイヤが切れてしまったり。。。
結果、なんでもそうですが手入れをしないと朽ちていくという事です。
ただ、自然に育っていくと思っている野菜も温暖化で成長危機に陥っています。
除草剤や農薬を使っていくと、土壌が汚染されて5年間は作物を育てる事ができません。
だから、里山に暮らす方達は草刈りして腐葉土を集めて肥料にして化学肥料とは違う発酵した肥料で作物を固定種のタネから作る。
そんなサイクルを作っています。
ちょっと難しい話になってしまいましたね。
私としては、自然に向き合っていくと大変な事もありますが楽しい事も沢山あります。
近所を散策してると、ご近所の方達がいろいろな事を教えてくれます。
あそこの、柿採っていっていいよーとか、栗も持っていけーと。
食べれるものを提供いただけるので、何よりのご褒美です。
少し山へ入っていくと、昨年菌付けしたキノコたちがたくさん出てきました。
シイタケ・ヒラタケ・ナメコきのこ祭りですね!
テンションがあがりますよ! sawano
D.I.Y 暖かい初冬に作業する
今年も残すところ一か月。
初冬というのに、今日は晴天の好天気。
暖冬の予想通り、暖かい日が断片的にありちょっと身体の調子が整いません。
この時期に迷うのは、スタッドレスタイヤに変えるか否か。。。
最終的には、もちろん変えるのですが暖かいと変えなくてもいいかな?と思ってしまいます。
イチョウの木もすっかり落ち葉になり、掃除すると綺麗な黄色の葉っぱを見つけました。
そんななか、秋口にやろうと思ってなかなかできなかったウッドデッキの塗装を行いました。
2年経つと、塗装は薄れてきます。
被膜が無くなると木は水を吸ってしまいますから、いずれは腐ってしまうのです。
木の保護をして、永く使う為には塗装作業は不可欠です。
今回は、新築時に使った同じオイルステインを上から塗る事にしました。
DIYでの作業は久しぶりです。
今日のようなぽかぽか陽気の日は、乾きも早いので効率よく作業できますね。
勝手口の階段は南向きなので、こんなに白くなってしまいました。
入り込みがいいので、オイルステインが木にたっぷり吸収されていきます。
1缶で足りるかな?と心配になりながらも、たっぷりとしみ込ませていきます。
ウッドデッキは約10畳ありますから、途中で半分にしようかなぁ。
と、へこたれていましたが塗っていくと綺麗になっていくのが判るのでスイスイ。
やりたい面積は全て塗り納めました!
達成感! 年内のTODOリストから削除できます! sawano
我が家の終活不動産
私の実家がついに売却され、両親は引っ越す事になりました。
愛知県名古屋市内の実家は国道に面していて、築70年越え。
雨漏りもひどくなってきたころに、80代後半に差し掛かった両親も自由が利かなくなってきました。
姉と兄の三人兄弟で、私以外は名古屋市内に住んでいます。
兄は数年前に自宅を売却して、隣の借家に家族で住んで両親を看てくれていました。
そんな中、両親それぞれが順番に入院することになると急に足腰が弱くなり自立した生活が難しくなってきたのが二年ほど前。
父方の祖父が建てた家を売却して施設に入ったらどうだろう?
と家族内で話が出ても父の回答はNO!
この家でずっと過ごしたいと願うばかりでした。
どこのご家庭でもそうだと思います。
先祖から受け継いだ不動産を売却するのは勇気がいる事です。
私も仕事柄、多くの不動産売却を見てきましたが悪い事ばかりではありません。
父の頭がしっかりしている間に方向性を決めた方がいいと勧めて一年。
近くに居る姉兄からは何を言ってもNOだった父は、遠方に住んでいる末娘の言葉に少しずつ耳を傾けてくれました。
最後は兄と決めたと思いますが、一つの答えが出てよかったです。
これからは同じ市内のマンション12階に住む事が決まり。
高い位置から見る風景を楽しみにしている父にほっとしました。
数日、引っ越しの荷物をまとめるのに姉と作業しましたがモノがありすぎて最初はどこから手を付けるか途方に暮れるばかり。
二日目の午後には見通しもついて、夜中に金沢へ戻ってきました。
これから、空き家は増える一方です。
必ずしも、希望額で売却できるとは限りません。
負の不動産にならないように、私達にできる事を多角的に考えていきたいと思います。 sawano
フィンランドからLOG HOMEがやってくる
今月末にログホームの建方があります。
海に面したロケーションに建つLOG材がフィンランドからやってきます。
輸入は年に一回あるかどうかなので、専任の担当は居ませんので私がやり取りしています。
ヘルシンキより北にある会社なので、サンタクロースの息がかかった山から来るようでコンテナを開けるのが楽しみです。
当社はLOG HOMEから建築を始めました。
私が入社するきっかけとなったのも、LOGを作っている会社だからです。
LOGと言うと、飲食店やペンションのように非日常的な空間のイメージですよね。
木に包まれたLOGで過ごすと、必然的に木の香が身体に沁みついてお子さんを預けている保育士さんから「お父さんは大工さんですか?」なんて質問があるそうです。
今回はパインのラミネート材が来ます。
40畳分のウッドデッキの材料も来ます。
ようやく名古屋港に到着しました。
40ftコンテナの材料は名古屋港で10tトラックに積み替えして、七尾市中島へ到着します。
LOGは広い敷地が無いと荷下ろしできません。
10tトラックがUターンできる場所も必要です。
荷下ろし時の打ち合わせを工事監督と行っていると、いろいろな問題点も出てきます。
大変だけど、輸入住宅は一般在来の現場以上に面白いです。
円安がとても気になりますが、本物の輸入住宅LOG HOMEの荷下ろしから建て方風景はまたご報告します。
七尾湾に面した現場は最高のロケーションです。
当日も晴天になります事を祈って、無事に搬入されますように。
現場がワクワクするって、楽しい仕事です。 sawano