「お受験。」
2018年12月20日 WRITER 中川 外志夫
こんにちは、設計中川です。
今日は「建築士試験」の話でも。
本日は一級建築士製図試験の発表がありました。
学科試験と製図試験の二つをパスして初めて
合格するこの試験。
今年は全国で、3,827人の一級建築士が誕生する
事になりました。石川県は36名の方が合格。
合格された方、惜しくもの方も本当にお疲れ様でした。
少し前にも二級建築士製図試験の合格発表があり、
ヤマダタッケンも3名の建築士が増える事になりました。
野村さん、敷村君、宮田さん、おめでとうございます。
建築士試験は受験する資格(学歴、実務経験)があれば合格
するだけの勉強時間の確保と勉強を続ける努力ができれば
合格できる試験なんです。
ただ、仕事をしながらの勉強は本当に大変ですし、
建築士試験は「しんどい試験」と呼ばれています。
去年も製図試験中に泣いてたりする人とかいましたしね。
それがいきなり会社で3人も合格です。
その大変さは誰より良く知ってるので素直にうれしかったです。
ところが、年々建築士試験の受験者数はどんどん減っていって
います。
一級建築士は現在37万番台まで登録されていますが、
亡くなった方や建築をやっていない方もいて実際は7万人
ほどしか実務者がいないそうです。平均年齢も50歳代。
もう10年もすると激減するのが見えています。
お国としてもなんとかしないといけない状況でして、
2020年より試験制度が見直しになるようです。
今までは学歴や実務経験を経た上で初めて試験を受ける事が
できる話しだったのが、前倒しで受験ができるようになるとの事。
合格したあと、実務経験を経れば建築士として登録ができる
ように変更になるそうです。
受験される方もこれで少しは増えるんでしょうね。
もっといっぱい増えるといいなあ。 ナカガワ

中川 外志夫新築チーム設計

中川 外志夫代表取締役