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2025.08.05 WRITER 太田幹雄

「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ Vol.1【耐力壁のバランス】

こんにちは 営業の太田です

通勤・退勤時にふと空を見上げると、当たり前のように入道雲が目に留まるようになった今日この頃…

最後に雨が降ったのはいつだろう…?と考えるくらい異常気象が増えてきたと感じますが

これから家づくりを考えている皆さんも、毎日の暮らしで「安心」を求めていませんか?

 

 

そこで!

今回から(勝手に)題して「安心して暮らせるお家のヒミツ」シリーズを始めます!

構造躯体メーカーに6年半勤めていた経験を活かし、簡単にお家の性能についてご案内できたらと思います

第1回目の今回は、【耐力壁のバランス】についてご紹介いたします!

 

 

【なぜ耐力壁のバランスが大切なのか?】

耐力壁とは、地震や台風などの『力』に対し『耐える』ための『壁』のことを言います

(当社では筋交いを主に使用しております)

 

 

実は、この耐力壁の配置の「バランス」が重要だということはご存じでしょうか?

お家の壁に筋交いのような耐力壁をたくさん配置すれば強いと感じますよね?

しかし、むやみやたらに配置すればよいというものではありません

 

出典︓⽇本建築学会令和6年能登半島地震に関する情報ページより
https://saigai.aij.or.jp/saigai_info/20240101_noto/202340101_noto_eq.html

 

 

例えば、一面ガラス張りのデザインのお家(店舗など)ですと

ガラス張りの面は耐力壁が少なくなりますので、地震や台風が来た時には大きく動いてしまう原因となってしまいます

しかしながら、その他の壁で十分な耐力壁を配置していれば、法律上の計算では「問題ない」と判定されるケースもあったりするのです

 

 

【ヤマダタッケンのこだわり】

当社では、地震や台風などが来た際に「弱点」となるような箇所を作らないように、プランニング段階からバランスの良い壁配置となるように設計しております

※専門的な用語でいうと「偏心率=0.15」となるように設計しております(詳しいご説明をご希望の際はぜひお問い合わせください!)

 

このように、耐力壁のバランスを整えることは、費用0円でできる最も効果的な耐震対策と言えるでしょう

ぜひ、耐震や構造についてもっと詳しく話を聞いてみたいという方はショースタジオへのご予約をお待ちしております!

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次回、【お家のフタって何?】編でまたお会いしましょう!

 

ota

太田幹雄 Mikio Ota

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

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