2025.10.21 WRITER 太田幹雄
「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ 番外編【ログハウスって強いの?】
こんにちは。営業の太田です。
先日の南出さんのブログでもご紹介がありましたが、
この度、平屋のログハウスのモデルハウス完成内覧会を開催いたします!
そこで今回は、「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ番外編として
【ログハウスって強いの?】をテーマにお届けします!
【木造建築の工法ってどんな種類があるの?】
木造建築には、主に次の3種類の工法があります。
①在来軸組工法
日本で最も一般的な工法(約78%)
柱や梁などの「軸」を組み合わせて骨組みを作る工法です。
※当社でもこの工法が最も多く採用されています。

②枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
木材で組んだ枠に構造用合板などのパネル貼り、
壁や床を形成する工法。(約18%)
”面”で建物を支えるため、耐震性・耐風性に優れています。

③丸太組み工法
丸太や角材を水平に積み重ねて壁を作る工法。(約1%)
いわゆる「ログハウス」の工法で
”面”で支える構造のため、非常に強度が高いのが特徴です。

このように、建物の用途や規模に応じて
最適な工法が選ばれています。
【丸太組み工法って本当に強いの?】
今回完成した平屋のログハウスは、
この丸太組み工法で建築されています。

実はこの工法、地震や台風などの自然災害にとても強いんです!
その理由を2つにまとめてみました。
①”点”ではなく、”面”で建物を支える
在来軸組工法では、柱や梁といった部材を組み合わせ
”点”で建物を支えます。
そのため、壁の中には構造的に力を発揮しない部分もあります。
(もちろん、法律で定められた強度は十分に確保されています)

一方、丸太組み工法では柱を使わず
丸太を積み重ねていくことで
建物全体が「大きな壁=構造体」となります。
すべての壁が建物を支える役割を持つため
地震や風に非常に強い構造になるのです。

②ダボ+通しボルトで一体化
丸太組み工法では、丸太と丸太の間に
「ダボ」と呼ばれる木製の棒を差し込みます。
これにより、丸太同士がしっかりとかみ合い、一体化します。

さらに、基礎から最上段まで「通しボルト」という金物を通すことで
建物全体をしっかり固定。
これが高い耐震性のヒミツです。

【ぜひ実物をご覧ください!】
普段なかなか見る機会の少ないログハウスですが、
当社ヤマダタッケンでは約40年前からログハウス建築に携わってきました。
長年の経験と技術を活かし
このたび七尾市中島に平屋ログハウスが完成!
震災を経験した地域だからこそ
「地震に強く、資産価値の高い住まい」
をご提案したいと考えています。
10/26.27(土・日)の完成内覧会
現地では、ログハウスの耐震性だけでなく
自然素材のぬくもりや能登ならではのロケーションなどもぜひ体感してください!
以上、番外編でした!
次回、通常会でまたお会いしましょう!
ota
太田幹雄 Mikio Ota
小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!
小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!





