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2025.10.14 WRITER 太田幹雄

「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ Vol.8【北陸に適した断熱性能って何?】

こんにちは。営業の太田です。

 

先日、小学校2年生の息子が

「サンタさんにこれお願いしたい!」と元気に話してくれました。

もうそんな時期か…と月日の流れの早さを感じますね。

今年も残りわずか、子供に負けないくらい元気に過ごしたいものです!

 

さて、第8回となる「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ。

今回のテーマは【北陸に適した断熱性能って何?】です。

 

 

【住宅は夏を基準にすべし?】

「徒然草」を書いた吉田兼好は

『家の作りようは夏を旨とすべし』と表現しました。

冬は服を重ねればなんとかなりますが、夏は暑さを避ける方法が限られる、という意味です。

約700年前にこうした気候への配慮が語られていたのは驚きですね。

 

 

ただし当時は断熱材やサッシなどもない時代。

現代では、冬の室内と室外の温度差が大きいため

冬を基準に断熱性能を考えることが主流です。

 

 

 

【北陸の気候特性とは?】

金沢をはじめとする北陸地方には

「弁当忘れても傘忘れるな」ということわざがあります。

雨が多く、年中じめじめした気候であることを端的に表した言葉ですね。

 

 

また、夏は高温多湿、冬は厳しい寒さで雪も多いことから

家で過ごす時間も比較的長いことも北陸の特徴ですね。

 

 

【どんな断熱性能が一番いいの?】

住宅の断熱性能は進化が早く、一概に「これが一番」とは言えません。

近年は『断熱等級7』や『HEAT20 G3』など、非常に高い性能の指標も誕生しています。

 

 

当社では、北陸の気候性能に適した『断熱等級6』を基準値としています。

※断熱等級6 = 冬でも室温がおおむね13℃を下回らない性能

 

「じめじめはするけれど、北海道ほど寒くないし、ニュースになるほどの猛暑も少ない」

北陸の気候に適した断熱性能であり、コストパフォーマンスも高いことが特徴です。

※断熱等級7にすると、途端に建築コストが大幅に上がります…

 

 

【ヤマダタッケンの考え方】

私たちが最も大切にしていることは「暮らしを楽しむ」ことです。

お家は建物の内部だけではなく、庭や空間も含めて暮らしの舞台と考えています。

例えば…

 

・お庭で植栽にかこまれながら過ごす

 

・屋根付きポーチ(カヴァードポーチ)で友人とおしゃべり

 

・子供と前庭でサッカーを楽しむ

 

お家の中でも外でも、快適に楽しく暮らせる空間を提供することを重視しています。

そのため、コストや性能のバランスを考慮し、北陸に適した『断熱等級6』を一つの基準値としています。

 

【ご興味のある方へ】

断熱性能や暮らし方などは、当ブログや資料・写真などでは分かりにくい部分もあります。

ぜひ、ショースタジオで実際に体感してみてください。

実物を見て、触れて、納得いただけると思います。

 

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次回は

「お家の窓って重要?」編

でまたお会いしましょう。

 

ota

 

太田幹雄 Mikio Ota

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

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