2025.08.26 WRITER 太田幹雄
「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ Vol.3【お家の骨組みに適した材料って何?】
こんにちは。営業の太田です。
先日は息子の夏休みの宿題(自作絵本)を夜遅くまで手伝いました。
仕上がりは思いのほか良く、パパとしても誇らしい気持ちになりました!
さて、早いもので第3回目となりました「安心して暮らせるお家のヒミツ」シリーズ
今回は、【お家の骨組みに適した材料って何?】と題してご紹介いたします。
【お家にはたくさんの材料が必要!】
木造住宅を建てるには、実にさまざまな材料が必要です。
柱や梁、床や壁に使うものなど、代表的なものだけでもこれだけの種類があるんです!
その中でも特に重要なのが「構造材」と呼ばれる材料。
これはお家の強度や耐久性を左右する、とても重要な役割を担っています。
※画像内の赤枠で囲まれているものが「構造材」です。
【どんな材料を選べばいいの?】
「構造材」として使われる木材には、大きく分けて2種類あります。
それぞれの特徴を、簡単にまとめてみました!
①集成材
薄くスライスした板(ラミナ)を接着して作成した材料です。
〇メリット
・精度や強度が安定している
・長期間でも性能が落ちにくい
・大きな材料から小さな材料まで、品質のばらつきが少ない
・内部までしっかり乾燥させられる
△デメリット
・接着剤を使用しているため、雨ざらしには不向き
・接着面が線状に見えるので、見た目を重視する仕上げ材には不向き
②無垢材
丸太を切り出したままの、自然そのものの材料です。
〇メリット
・木目が美しく、見せる部分(化粧材)に使える
・接着剤を使用しないので、屋外にも使用可能
△デメリット
・精度や強度にばらつきが出やすい
・大きな節があることも多く、強度を下げる原因になることもある
・内部まで均一に乾燥させるのが難しい
【ヤマダタッケンのこだわり】
当社では、構造材には主に「集成材」を採用しています。
精度や強度にばらつきが少ないため、どのお客様の家でも安定した品質を保つことができるからです。
「A様邸は良かったけれど、、B様邸は少し…」という差が出ないのが理想ですよね!
一方で、見た目を大切にしたい部分には「無垢材」を採用することが多いです。
木の枝のあとにできる”節”など、木材ならではの自然な表情は、むしろデザインのアクセントになることも多いんです。
【実物をぜひご覧ください】
「集成材」と「無垢材」、どちらにも良さがあり、使い分けが大切です。
当社では木材の特性を理解したうえで、最適な場所に適した材料を選んでいます。
まさに「適材適所」ですね!
ご興味のある方は、ぜひ当社のモデルハウスやショースタジオにご来場いただき、写真では分からない木の表情を体験ください!
タイミングが合えば、実際の施工現場をご案内することも可能です。
↑ 来場のご予約はこちらから ↑
次回は
「耐震と制振の違いって何?」編
でまたお会いしましょう!
ota

太田幹雄 Mikio Ota
小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!
小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!