いよいよLOG HOMEお披露目です



今週末に待望のLOG HOMEが完成お披露目となります。
当初の予定より半年の遅れとなりました。
思い返せば、沢山の山がありましたねー笑
コロナ禍にて一番の打撃が、LOGの現場ですからお客様からのご注文で無かった事に胸をなでおろしています。



今回は、カナダからダグラスファーと言う松系の樹種を直輸入しました。
LOG=丸太と言う意味なのですが、これをマシンカットにてD型にカットしました。
外は丸みのおびたフォルムに、内側は真っ直ぐ平な壁です。




当社のショーホームはポストアンドビームと言って柱と梁がLOG材になっているので、こちらもLOG HOMEなんですよ。
LOGの輸入は10年以上していませんでしたので、久しぶりの輸入は困難が沢山。

木を伐採して、ドライイングと言いまして乾燥窯に入れて3週間ほど水分を抜きます。
この工程は、コロナの影響にて伐採後すぐに乾燥窯に入れれなかった事によって樹木がねじれて使いモノにならなかったのです。
よって、スタート地点に戻り伐採からやり直しとなりました。
ここで一か月の遅れ。。。

テクニカル図面のチェックを自社の設計・工事担当と大工さん達と入念にチェック。
ようやく船にコンテナ積載できたと思ったらば、コロナに影響され先方の労働者問題にて湊の出航が遅れ。。。
と、気が気でない現場となりました。




私個人的にもLOGが好きで当社に入社した経緯とこれだけ苦労しましたので、今回の完成はとても待ち遠しい状況でした。
おかげ様で、このロケーションに心休まるLOG HOMEが完成しました。



想いが沢山詰まった物件ですので、ぜひドライブがてらご見学に来てください。
今後の販売会スケジュールは以下になります。 sawano




10月23日(土)・24(日)10:00~17:00
LOG HOME販売会in七尾市



11月13日(土)・14日(日)・20日・21日(日)10:00~17:00
2週連続LOG HOME販売会in七尾市

秋の行楽

前期より祝日が定休日になり、今年はオリンピックの影響もあり特に休日が多く感じます。
コロナ禍にて外出の規制もありますが、石川県は自然に恵まれてほんと移住してよかった(と、言っても30年前!?)と痛感しています。



最近は里山へ行かせていただく事で、オーガニックの食材を分けていただく機会が増えました。
今回は、秋の味覚「栗拾い」にお声掛けいただき行ってきましたー。

大きな栗がゴロゴロ。
ちょうど、朝方雨が降って風が強かったせいもあり沢山のイガが落ちてました。



サイズで言えば、Lサイズくらいでしょうか?
こんなに大きな栗拾いは初めてです。
ここは栗農園ではなく、個人の方の持っている木なんですが高齢で管理しきれず放置状態だったのです。
それを数年前より、地元で藍染をしている友人がボランティアで管理して工房で受け付けしてとサスティナブルな活動をしているのです。


本人は藍染の収穫等で忙しいので、あとは判っている人でセルフサービス。
でも初めましての方も、ちょこっと顔なじみのおじちゃんもみんなフレンドリー。
自然がこうさせるのでしょうか?
手作りのお菓子を持参されて、コーヒーまでいただきこれぞ極上の行楽です。
50歳近くになったから思う事でしょうが、人混みの中の観光地に行く必要はないかな笑




栗拾いは楽しいのですが、その後の処理は辛いのです。。。
皮をむいて、大きいから渋皮煮にしたり面倒になって皮のまま茹でて栗きんとんを作ってみました。
これらのお菓子を持って、また自然の中の行楽に行きたいです。



前日には能登半島にて虹も見れました。
皆さんも、秋をたっぷり楽しんでください。sawano

サスティナブルな建築を目指して


里山にてFarm Cottage完成し、11日にスタッフが引き渡し式を開催してくれました。
14年前の今頃の時期、自宅が完成して引き渡し式をしてもらったのを思い出します。
今度は、家族だけのHOMEではなく地域の方や農業に興味のある方にも使っていただけるようなCottageです。
Cottage=(田舎の)小さい家
まさしく、私の理想としている場所です。


構想から3年、建築許可や地域の方の賛同等ハードルは沢山ありました。
そのストーリーは別途ブログをご覧ください。
「SATOYAMA Life(里山の暮らし)」


今回は本宅ではない事もあり、できればコストを抑えでも妥協したくない。。。
一般的に皆様が住宅建築に対する懇願を叶えるために、工事担当の五十嵐さんと沢山打ち合わせをして建築しました。
まず、間取りは4間(間=日本の空間グリッド)角の平屋ですが小屋裏にも部屋があります。


とにかく無駄な材料にならないように、倉庫で眠っている建材を極力使う。
これをミッションに作ってみました。
結果、劇的にお安くなったわけではありませんがとても納得のいくCottageが出来ました。
どんな建材を使ったか少しご紹介します。



今回ぜーったい採用したかった薪ストーブ。
10年以上前に仕入れた中国製の小さなストーブです。



キッチンはウッドワンさんの広島ショールームにて展示してあったオークキッチンキャビネット付きステンレス天板の、アイランドキッチンを展示品価格で譲っていただきました。



棚板や玄関框は地元の材木屋さんが倉庫を整理する際に、お安く販売してもらったオーク材です。
その時、虎膚(トラフ)と言う木材の好い目を教えてもらいとっても気に入ってます。



ヴィンテージキャビネットに付いていたスライドガラスドアを玄関の間仕切りに利用。



ヴィンテージ鋳物シンクはアメリカからのジャンク品。



ログサイディングは、カナダからLOG材を輸入した際に同梱発送してもらいました。



ウッドデッキも、レッドシーダーですがいろいろな現場から余った端材を集めて製作。



Farrow&Ballの塗料も在庫色から選び、どうしても必要な色だけ新規発注しました。



玄関周りの漆喰も現場で半端になった材料をかき集めて、左官です。


職人さん含めて、ある材料を如何にセンス良く取り付けるかは皆さんの大きな課題となってしまいましたが楽しい建築期間でした。 sawano

ヤマダタッケンが創る建売物件


9月に入り風はとても涼やかで、虫の事も聞こえ大好きな季節となりました。
今週末には、秋の商談会となるオーガニックライフタウンにて建売分譲の販売会が始まります。




当社では、たまーに建売分譲を創らせていただいています。
お客様にお伝えすると「え!?ヤマダタッケンさんで建売もあるのですか?」と返されます。
年間棟数の中で、大工さんの空きが予定されたりすると街並み分譲として計画します。
今回は4棟の分譲地にて、最終の土地にコテージのような心地いいHOMEができました。



分譲と言えど、性能は注文住宅と全く一緒です。
デザインが素敵なので、沢山のお客様がモデル並みに見学にいらっしゃいますよ。
お客様宅ではないので、気兼ねなく見学できるからでしょうか?
計画段階では、屋根裏使いの寝室では小さいのではないか?
建売物件らしくない間取りだと、社内でも賛否両論。
私の考えはそれで好いのです。




必ずしも3部屋+和室にLDKではなく、暮らしを愉しむをコンセプトに作っています。
趣味を楽しめるコーナーや、オンラインにて仕事ができるコーナーに加え家事導線を考えたキッチン。
ダイナミックな構造躯体が見える木の温もりを感じる事も魅力です。



実は、建売は庭までデザインされていますのと、設計やコーディネーターの気持ちがたっぷり詰まり、照明器具に造作家具など細かいパーツまで拘って作っているのでとてもお得に販売されています。
現在金沢市内に2棟、七尾では来月二か所で販売会を予定しています。


現在の住宅ローン金利で計算すると月々6万円代の支払いにて家を購入することもできるなんて、今ご建築をお考えの方はとても羨ましいです。
週末ごとに、開催地が異なりますのでHPをチェックしていただきご来場ください。
皆様にお会いできます事を愉しみにしています。 sawano

みんなが集まって35期の始まりです


昨日は全社員参加にてキックオフミーティングを行いました。
週初めのミーティングも毎回オンラインですから、全員が一つの空間に集まったのは前回の決起大会ぶり。
やはり顔を合わせるのと、オンラインで全員の顔が見えるのとは違います。
なんだか、ほっとしますね。
みんなちゃんと生きてるっていうか、温かさを感じます。



普段も社内では、リアルに顔を合わせたり担当者とはミーティングしたりとしているんですが閉塞感を感じますよね。
午前は、今期の行動をどのように実行するかを計画するチームミーティング。
午後からは各チームの発表に加え私からの方針を発表しました。



期の始まりって、売り上げの締め日があるくらいで日常的には変わらないのですが当社では4年前から「DISCOVER」という方針書を作っています。
「DISCOVER」=「未知なるものの発見」
この先の会社を想像して、全員がヤマダタッケンで働くという素晴らしい体験を発見してほしいという願いを込めています。




これの制作は6月くらいから今期の内容を振り返り、足りない事を来期で補えるように。
そして、楽しみとなる新しいプロジェクトも入れ込んでいきます。
最終売り上げも計上され、一年を収めまた新しい一年が始まる。
私にとっては例年大変な時期なので、期末となると一瞬ほっとします。
売り上げだけでなく、社員全員がヤマダタッケンで働く意義を感じてもらうためには。。。
その方向性を見出す作業と、示す作業。



コロナショック、ウッドショックと通常ではない事が続いていますがこれらが平常になるとすればそれなりの行動を示さなければなりません。
安心して働ける環境づくりそれが、私の一番の仕事だと思います。
お客様のお気持ちに支えられ、お仕事を継続していただける事に感謝し35期も一丸となって邁進してまいります。 sawano

Homely Cottage ホームリーコテージ 居心地の良い家

いよいよ、新規格の「Homely Cottage」が完成しました。
Homely=家庭的な(イギリス英語)
Cottage=小さな家



欧州では一般の家は決して豪華で大きな建物ではありません。
如何に、「Cozy」心地よく「Homely」家庭的と感じるかが家に求める大切な事です。
今回はイギリス人の生き方から学び、企画した商品です。
それに、家を資産価値として生かせる意味を内包させました。


小さな家はスターターHouseとして買い求め易く、売りやすい。
本来、家族形態に対して住まいを変えるのが欧米では一般的です。
結婚当初、夫婦二人であれば1LDKのHOME。
お子さんやペットが増えて3-4LDKの家を求める。
お子さん達が巣立った後は、手の届く範囲になんでも置けるような小さな家で贅沢に暮らす。



贅沢とはそこでの時間の事。
ゆったりとした敷地には庭があり、フロントガーデンでは街行く人の目に綺麗な花を植える。
バックガーデンで、ポタジェ(家庭菜園)や小さな小屋を作って趣味の時間を過ごす。
そんな時間を過ごしながら余生を送れるとしたら、素晴らしい人生になると思いませんか?




今にも、ピーターラビットがどこからか飛び出してくるようなイメージです。
ロケーションも川沿いや、湖の近くだったりするとこれほど贅沢な暮らしはありませんね。
大きな家からのお住み替えをお考えの方や、小さな家がいいとお考えの方はぜひご相談ください。
10月には七尾市にて次回の内覧会も予定しています。 sawano