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2025.11.18 WRITER 太田幹雄

「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ Vol.10【耐力面材って何?】

こんにちは。営業の太田です。

 

先日、お客様から「ブログ見てますよ!」とお声かけをいただきました。

うれしい反面、どこか気恥ずかしくもあり…複雑なお年頃なんです(笑)

でも、こうしたありがたい言葉を励みに、これからも頑張って更新していきます!

 

さて、記念すべき第10回となる「安心して暮らせる家のヒミツ」シリーズ。

今回のテーマは【耐力面材って何?】です。

 

 

【耐力壁にはどんな種類があるの?】

木造住宅の「耐力壁」には、大きく分けて次の2種類があります。

①筋交い(すじかい)

柱と梁でつくられた四角い枠組みに、木材を斜めに入れて補強する構造。

多くの木造住宅で採用されている伝統的な耐震部材です。

 

 

②耐力面材

柱と梁の枠組みに「面材(パネル状の板)」を張り、

地震・台風などの横方向の力を建物全体に分散させる構造。

 

 

今回は、この②「耐力面材」にフォーカスしてご紹介します!

 

 

【耐力面材の特徴とは?】

耐力面材を使うことで、一般的には建物の強度が高まります。

その大きな理由が、「モノコック構造になる」という点です。

 

 

モノコック構造とは、「点」ではなく「面」で建物を支える構造のこと。

車や飛行機など、強度が求められる乗り物にも採用されている構造なんです!

つまり、お家を一部ではなく”みんなで支え合う家”にするイメージです。

 

永く安心して暮らすためには、とても心強い構造と言えます。

 

 

【耐力面材の注意点は?】

耐力面材は工場で製造されていますが、施工は現場の職人さんが行うため

「施工品質の確保」が最重要ポイントとなります。

 

 

気を付ける点は以下の通り…

・釘の種類

・釘の施工ピッチ(間隔)

・釘の打ち込み深さ

・面材の張り方、向き

こうしたルールが守られていないと

せっかくの耐力面材の性能が十分に発揮できないこともあります。

 

 

【ヤマダタッケンのこだわり】

当社の注文住宅では、今回ご紹介した「耐力面材」を標準採用しています。

構造としての強度が上がるだけではなく

・高い気密性能

・高い防火性能

・高い耐久性能

も兼ね備えた構造にできるため、総合的に安心して暮らせる住まいを実現できます。

 

さらに、当社では長年お付き合いのある信頼できる職人さんにのみ

に工事をお願いしています。

見えなくなる部分だからこそ、丁寧で確実な施工品質を大切にしているんです。

 

 

 

【体感・体験にご来場ください】

当社のショースタジオでは、今週末「すたじおCafe」を開催します。

お家の構造はもちろん、家づくりの初期に知っておくと役立つポイントもお伝えします!

少しでも気になる内容があれば、お気軽にお問合せ下さい!

※詳細はこちらから※

 

次回は

「気密性能ってなに?」編

でまたお会いしましょう!

 

ota

太田幹雄 Mikio Ota

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

小松市の山奥出身の太田です。幼いころから自然がそばにあることが当たり前で、今でも自然素材が大好きです。前職は構造躯体メーカーに勤めておりまして、住宅の構造に関してはちょっとだけ人様よりも知識があったりします。一生涯安心して楽しく暮らせるお家作りをお手伝いさせていただけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

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